ジャスティス砂漠・・その辺境を転がる空っぽの樽から聞こえる怪しげな・・・・
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ジャスティスになってからの、ソルとジャスティスの初対面は、ストーリー見る限りだと、ソルが聖騎士団になったあの時が初対面だと思うんですよねー。 90年近くソルは何処ほっつき歩いていたんですか?という疑問が浮かばないでもないですが、ジャスティスのいっているのを見る限り、初対面だと受け取りました。
ジャスティスを傷つけることは出来たものの、とてもじゃないが殺せるほどでもなく、一時的に動けなくすることも出来ずに、ジャスティスに逃げられた・というのがストーリーの一部ですよね。 (結局、封炎剣がないとダメか・とかいってますけど)
なんか、グーッと書きたい気持ちが回って、パパッと打ったSSです。 聖騎士ソルとのバトル後・みたいな。 妄想甚だしいですし、ジャスティスが弱っているようにも見えるので、好かん人は好かんと思います。 あと、ジャスティスの素体がアリアだっていうのが前提です。 すいません。
やっぱり・・・・ジャスティスとあの男は聖戦中にも多少のつながり(協力か敵対かは不問)があったと思うんだけど、っている考え方は異端なんでしょうかねぇ。 ソルを同じように「背徳の炎」って呼んでるのが変なんだよなぁ、賞金稼ぎとしての二つ名なんだとしたら、大分腑に落ちるんですけどね。 なんでヴェノムに呼ばせたんだろう・・・・意味が判らん。
ジャスティスを傷つけることは出来たものの、とてもじゃないが殺せるほどでもなく、一時的に動けなくすることも出来ずに、ジャスティスに逃げられた・というのがストーリーの一部ですよね。 (結局、封炎剣がないとダメか・とかいってますけど)
なんか、グーッと書きたい気持ちが回って、パパッと打ったSSです。 聖騎士ソルとのバトル後・みたいな。 妄想甚だしいですし、ジャスティスが弱っているようにも見えるので、好かん人は好かんと思います。 あと、ジャスティスの素体がアリアだっていうのが前提です。 すいません。
やっぱり・・・・ジャスティスとあの男は聖戦中にも多少のつながり(協力か敵対かは不問)があったと思うんだけど、っている考え方は異端なんでしょうかねぇ。 ソルを同じように「背徳の炎」って呼んでるのが変なんだよなぁ、賞金稼ぎとしての二つ名なんだとしたら、大分腑に落ちるんですけどね。 なんでヴェノムに呼ばせたんだろう・・・・意味が判らん。
戦域から離れ、転移したのは拠点として使っていた町の廃墟。 かつては大通りだったろう場所にはビルの残骸がそこかしこに散らばっている。 その中を歩いていたジャスティスは、ふと足を止めると膝をついた。
「ジャスティス!!」
声に振り向けば、右肩からごっそりと抉られたような傷を晒すヴィー。 先の戦闘で負った傷の修復の為に、今回の戦闘には参加を許さなかった。
装甲が大きく砕けているばかりか、赤黒い組織が覗くジャスティスの傷に、ヴィーは顔色をなくす。
「誰に!?ッ・・・だから行くっていったのに!楯になれれば十分じゃん!」
「そういってお前は右半身失ったんだぞ、未だ傷もいえないで何をいう」
「俺なんか良いんだよ!だって兵器だもん、使って捨てる兵器じゃん!ギアの替えだった幾らだっているし・・・でもジャスティスは違うんだよ・・」
囲まれたジャスティスの前に強引に割って入り、法術の攻撃を一身に受けて負った傷は、ヴィーのリカバリ機能に何らかの問題を与えたのか、未だに傷の治りは芳しくない。 それでも残りは右腕の復元だけになっているだけ、人から見れば羨ましいのかもしれないが。
涙を滲ませるヴィーの言葉が、ジャスティスが唯一の指揮個体だからなのか、普段の言動通り慕ってのものなのか、そんな考えがジャスティスの頭を過ぎり、下らん・と思考を止めた。
「確かに装甲がこうも砕け、体の損傷もあるが、見た目よりひどいということはない」
休息すればすぐ動ける・というジャスティスに、ヴィーは本当?と首を傾げた。
「私の言葉を疑うのか」
「そッ・・・ういうわけじゃ・・・ないけど」
ギロリと睨まれたヴィーは、慌てて首を振ったが、その顔はまだ心配そうに曇り、
「ジャスティス・・・傷が痛いのかと思ったから・・・泣いてるし」
そういったヴィーを前に、ジャスティスは体を強張らせた。 何を・といおうとしたのだが、言葉も出ず、確認する為に目頭を拭った指は確かに濡れていた。
「なみ・・・だ?」
自分のことにもかかわらず、ありえない・と驚くジャスティスに、ヴィーは不思議そうに見上げている。
「これは泣いたのでは・・・」
戦域できっと目にごみでも入ったのだ・といい聞かせるようにいうジャスティスだったが、
「痛くて泣いてるんじゃないの?」
ヴィーの言葉に、ジャスティスは額に手を当てたまま、小さく首を振る。
「痛みで今更・・・涙など出ない」
あっちへ行っていろ・というジャスティスに、ヴィーは離れることを少し渋ったが、小さく手を払ったジャスティスに、はい・と小さく呟いてその場から離れた。
一人になったジャスティスは、未だに止まらない涙を拭うこともせず、手をついた地面に爪を立てた。
「何故・・・何を・・私は・・・」
視界が塞がりそうになり、慌てて涙を拭う。 涙を流すことなど、目にごみが入った時くらいで、自分が稼動した当初は確かに痛みのショックで涙が滲んだこともあったが、それも痛みに慣れればなくなった。
何より、これはそういった理由で流れたものではない、ジャスティスはそう確信していた。
「あぁ・・・・この感情は・・・悲しい」
何故そう感じたのかは判らないままだったが、今ジャスティスの心中に渦巻くその感情は、判る範囲でいうならば悲しい・に近かった。
「私は・・・・あの目が悲しかった・・・のか」
自分に向けられた血の色を思い出させる赤の強い、初めて会ったはずのその目。 幾ら人間に恨まれようが憎まれようが、それを孕みに孕み、濁りを通り越してある意味純粋な目、それを向けられてもなんとも感じなかった。 それは今も変わらないだろう。 それなのにあの目に見た自分を殺そうとする光に、ジャスティスはなぜか悲しい・と感じた。 それがこうまで胸を詰まらせ、また悲しみを訴えるように涙となって溢れる。 これが“悲しい”だと理解し、そして“あの男の目”が自分の悲しみの原因だとも判っていて、“何故それが悲しさに繋がるか”が判らない。 “悲しさ”を不快と受け取り、そして払える方法が見えないことで、
「下らん・・・」
不機嫌そうに呻いたジャスティスは、ユラリと立ち上がると、休める場所まで歩き始めた。 この傷を早く癒し、すぐにでも戦域へ戻らなくいてはいけない。 悲しさなどと訳の判らないものに惑わされるのが不愉快で、ならばその元を断てばいいのだ・と結論を出した。
ギアである身で、悲しみを感じることがあるなど、あるはずがない・と思っていたジャスティスだったが、これは錯覚だ・と思うことは出来なかった。 だからこそ、ギアである自分がとることの出来る手段で、それを振り払うと静かに心に決めた。
基本的に、この二人はえらくさっぱりしていますからねぇ。 未だに、「友人」で通ると思います。 「恋人」と勘繰る方が邪推ですか?と不安になるほどに。 ちっ!!
ジャスティスは人の顔が覚えられる人(覚える気はなさそうだが)だと思っているので、忘れてた・って事はないと思うんだ。 人間なんて皆顔が同じに見えるとかそういう宇宙人的発想じゃないってことで。
これも・・・・ソルジャス・・・・かな?
「ジャスティス!!」
声に振り向けば、右肩からごっそりと抉られたような傷を晒すヴィー。 先の戦闘で負った傷の修復の為に、今回の戦闘には参加を許さなかった。
装甲が大きく砕けているばかりか、赤黒い組織が覗くジャスティスの傷に、ヴィーは顔色をなくす。
「誰に!?ッ・・・だから行くっていったのに!楯になれれば十分じゃん!」
「そういってお前は右半身失ったんだぞ、未だ傷もいえないで何をいう」
「俺なんか良いんだよ!だって兵器だもん、使って捨てる兵器じゃん!ギアの替えだった幾らだっているし・・・でもジャスティスは違うんだよ・・」
囲まれたジャスティスの前に強引に割って入り、法術の攻撃を一身に受けて負った傷は、ヴィーのリカバリ機能に何らかの問題を与えたのか、未だに傷の治りは芳しくない。 それでも残りは右腕の復元だけになっているだけ、人から見れば羨ましいのかもしれないが。
涙を滲ませるヴィーの言葉が、ジャスティスが唯一の指揮個体だからなのか、普段の言動通り慕ってのものなのか、そんな考えがジャスティスの頭を過ぎり、下らん・と思考を止めた。
「確かに装甲がこうも砕け、体の損傷もあるが、見た目よりひどいということはない」
休息すればすぐ動ける・というジャスティスに、ヴィーは本当?と首を傾げた。
「私の言葉を疑うのか」
「そッ・・・ういうわけじゃ・・・ないけど」
ギロリと睨まれたヴィーは、慌てて首を振ったが、その顔はまだ心配そうに曇り、
「ジャスティス・・・傷が痛いのかと思ったから・・・泣いてるし」
そういったヴィーを前に、ジャスティスは体を強張らせた。 何を・といおうとしたのだが、言葉も出ず、確認する為に目頭を拭った指は確かに濡れていた。
「なみ・・・だ?」
自分のことにもかかわらず、ありえない・と驚くジャスティスに、ヴィーは不思議そうに見上げている。
「これは泣いたのでは・・・」
戦域できっと目にごみでも入ったのだ・といい聞かせるようにいうジャスティスだったが、
「痛くて泣いてるんじゃないの?」
ヴィーの言葉に、ジャスティスは額に手を当てたまま、小さく首を振る。
「痛みで今更・・・涙など出ない」
あっちへ行っていろ・というジャスティスに、ヴィーは離れることを少し渋ったが、小さく手を払ったジャスティスに、はい・と小さく呟いてその場から離れた。
一人になったジャスティスは、未だに止まらない涙を拭うこともせず、手をついた地面に爪を立てた。
「何故・・・何を・・私は・・・」
視界が塞がりそうになり、慌てて涙を拭う。 涙を流すことなど、目にごみが入った時くらいで、自分が稼動した当初は確かに痛みのショックで涙が滲んだこともあったが、それも痛みに慣れればなくなった。
何より、これはそういった理由で流れたものではない、ジャスティスはそう確信していた。
「あぁ・・・・この感情は・・・悲しい」
何故そう感じたのかは判らないままだったが、今ジャスティスの心中に渦巻くその感情は、判る範囲でいうならば悲しい・に近かった。
「私は・・・・あの目が悲しかった・・・のか」
自分に向けられた血の色を思い出させる赤の強い、初めて会ったはずのその目。 幾ら人間に恨まれようが憎まれようが、それを孕みに孕み、濁りを通り越してある意味純粋な目、それを向けられてもなんとも感じなかった。 それは今も変わらないだろう。 それなのにあの目に見た自分を殺そうとする光に、ジャスティスはなぜか悲しい・と感じた。 それがこうまで胸を詰まらせ、また悲しみを訴えるように涙となって溢れる。 これが“悲しい”だと理解し、そして“あの男の目”が自分の悲しみの原因だとも判っていて、“何故それが悲しさに繋がるか”が判らない。 “悲しさ”を不快と受け取り、そして払える方法が見えないことで、
「下らん・・・」
不機嫌そうに呻いたジャスティスは、ユラリと立ち上がると、休める場所まで歩き始めた。 この傷を早く癒し、すぐにでも戦域へ戻らなくいてはいけない。 悲しさなどと訳の判らないものに惑わされるのが不愉快で、ならばその元を断てばいいのだ・と結論を出した。
ギアである身で、悲しみを感じることがあるなど、あるはずがない・と思っていたジャスティスだったが、これは錯覚だ・と思うことは出来なかった。 だからこそ、ギアである自分がとることの出来る手段で、それを振り払うと静かに心に決めた。
基本的に、この二人はえらくさっぱりしていますからねぇ。 未だに、「友人」で通ると思います。 「恋人」と勘繰る方が邪推ですか?と不安になるほどに。 ちっ!!
ジャスティスは人の顔が覚えられる人(覚える気はなさそうだが)だと思っているので、忘れてた・って事はないと思うんだ。 人間なんて皆顔が同じに見えるとかそういう宇宙人的発想じゃないってことで。
これも・・・・ソルジャス・・・・かな?
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