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ジャスティス砂漠・・その辺境を転がる空っぽの樽から聞こえる怪しげな・・・・
2025/04
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火男の二つ名「背徳の炎」ってなんなんでしょうか?
ギアしか呼ばないのかと思っていたら、なぜかヴェノムだけ呼ぶんですよねー。 てっきり賞金稼ぎ的なあだ名かと思っていたんですが、そうすると「あの男」がそれで呼ぶ理由が判らない。
ギアコードだという人もいたんですが、そんな話聞いたことないし。 攻略本にはそう書いてあったんですか? 
 ギアコードって何? ジャスティスとかテスタメントとか? 子供に遺言なんて名前付けるやついねぇよ・ということでしょうか? クリフが普通にテスタメントと呼ぶものだから、本名かと思っていたんですが。 


のでひどい妄想してみた。

「あぁ、待っているよ。フレデリック」
 目の前の変わり果てた友人は、浮かされたような声音でかつての名を呼ぶ。
「黙れ!」
 立ち上がり、怒声のように声を張り上げると、
「俺は・・・・・・俺はソルだ。ソル=バッドガイだ!」
 そう叫びながら、まるで拒まれるかのように体が空間から徐々に弾き出される。 睨みつけていた相手はゆっくりと頭をこちらに巡らせると、
「ださッ!」
 ポツリと、しかしはっきりとそういった。 思わずソルの額に青筋が浮かび(ヘッドギアで見えないが)、飲まれかけていた体を強引に動かして男に掴みかかった。 輪郭を失っていた体がそれを取り戻して、男の胸倉を掴む。 まさかそんなことをするとも出来るとも思っていなかった男は、ろくに抵抗も出来ずに掴まった。
「てめぇ今何つった!なんていいやがった!!」
「早く戻らないか、フレデリック。 先程までの場所よりはひどくなくとも此処はバックヤード、長く留まればその分だけ君の負担になる」
「ださッ・ていいやがったな!」
 話を逸らそうとしているのか、取り合おうとしなかった男だったが、ソルの剣幕にあぁ・と呻いて、
「君のその名前のセンスはどうかと思うね」
「んだと・・・・!」
「絶対その名で呼んだりしないからな、僕までその有り得ないセンスを認めたことになるじゃないか!」
 ソルは文句をいう前に、男の顔めがけて頭突きを入れた、もちろんヘッドギアをつけたままである。 胸倉掴まれては避けれもせず、がッ・と短い悲鳴を上げて頭を仰け反らせた男は、打たれた顔を手で押さえた。
 ソルはぺッと男から手を離すと、男はそのまま顔を抑えてしゃがみ込んだ。
「”that man”なんて呼ばれてる奴にいわれたくねぇよ」
「僕は自分で名乗ったわけじゃない、それは便宜上だし、普段は”あの男”だろうが。こんな時だけ英語使って出身国アピールするな」
「してねぇ!」
 低くドスの聞いた声でそういうソルに、男は未だに顔を抑えたままだったが顔を上げると、
「絶対そんな名前で呼ばないからな、フレデリック」
「お前が吹いて回っている”背徳の炎”はダサくねぇってか?」
「君が名乗っているそのダサい名前を僕なりに呼ぶならそれが妥協点だったんだ」
「・・・・もう一発殴らせろ」
「此処で君がなすべきことはもうない、帰れ」
 もう一度掴もうと前に出たソルだったが、男の言葉と共に先刻よりも急速に弾き出された。
 男が顔から手を離すと、手からぽたりぽたりと血が垂れる、どうやら鼻血が出ていたらしい。 トントンと首の後ろを叩きながら、レイブンが見せてくれたカンペ通りに台詞をいうものの、全くさまにはならなかった。 白い衣装に落ちた鼻血がやけに目立った。

 やってないゲームネタにしてすいません、でもこのタイミングが一番良いかな・と。 あの男も火男も口調判らんよ。
強引ではあるが、SOL=太陽=炎、BAD=悪い=背徳ということで。 うーん・・・・どう考えてもダサいというか格好悪いというか、あからさまな偽名でも皆普通に受け入れられてすごいなというか。
ジャスティスは聖騎士火男に会った時は初対面のようだったのに、「GGXX」のストーリーだと火男を”背徳の炎”と呼んでいた。 でもGEARとは知らなかったから、やっぱりギアとしての名前じゃないんじゃないかなぁ・・・。 ジャスティス誰に”背徳の炎”って聞いたんだろう。
こういうことかしら?↓

「今日・・・・箒のような頭をした喧しい人間に会った。人ながらなかなかの法力で炎を当たり構わず撒き散らしていた。初見で判るほど粗暴が服を着た様な人間だった」
 やれやれ・と呻くようにいったジャスティスに、傍にいたギアはんー・と首を暫し捻っていたが、
「人間はあまり見分けがつかんですが、やたら人間のくせに強くて丈夫なの知ってますよ」
 虎から作られたギアはそういって頭を巡らせ、周りに同意を求めた。
「俺もー。火をあたり一杯飛ばしてくる奴」
「”背徳の炎”って呼ばれてるの聞いたな」
「あいつに同型もう幾つか壊されてるんだよなー」
「確かにうるせぇな」
 他のギアも口々にそういうのを聞いて、ジャスティスは背徳の・とポツリと呟いた。 既視感がないではなかったのだが、そういったキーワードは検索をかけても引っかからないのだから、きっとメモリ内にはない。
「御託はいらねぇといっている本人が自分の御託で動いているではないか」
 忌々しい・と呻いてジャスティスは休む為にその場を後にした。

終わり↑
私の中での火男の位置が判る文ですね、好きだけど虐めたいというよりは、好きじゃないから扱い低い・みたいな?

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